- サイトトップ
- ≫ 京都の鳩に関する基礎知識
- ≫ 「鳩の糞」に含まれる病原菌について
「鳩の糞」に含まれる病原菌について
鳩の駆除を考えるきっかけとなる一つとして、「糞」の存在は大きいですよね。
鳩の糞には非常に危険な病原菌が含まれています。
このページではその鳩に含まれる病原菌についてご紹介します。
① クリプトコッカス症
これはクリプトコックスと呼ばれる菌が感染することにより起こる病気です。
クリプトコックスとは真菌症の一種で人に感染すると、皮膚炎症から重症になると脳や脳脊髄膜に病巣を作り、最悪死に至ることもあります。
鳩の糞から分離され、乾燥したほこりなどと一緒に呼吸により人体にはいる恐れもあります。
また、この菌はなんと「二年以上も菌が存続」すると言われており、糞が乾燥したからと言って普通に掃除・処理をすると大変な健康被害を及ぼす可能性があります。
② オウム病
オウム病は、鳥類に感染する疾病で、鳥と人との接触により感染を及ぼします。
これにより起こる症状は、軽症であれば風邪の症状から重症となると肺炎のような症状が出ます。
多くは糞からの感染で、鳩の約半分以上がこの病原菌を持っていると言われています。
鳩に接触する機会の多い、お寺の職員の18パーセントがこの病気の陽性反応が出ています。
まとめ
そのほかにも鳩には本当に多くの病原菌が含まれています。
特に工場など、食品を扱う事業者様などは、しっかり鳩の駆除をしないと後々取り返しのつかないことになりかねません。
少しでも不安な方は早急に業者に相談するようにしましょう。
※感染症の疑いがあるため、決してご自身で処理をしてはいけません。